柴田君自己紹介

ボランティアスタッフの柴田です。

私は小学校の5年生ぐらいから中学校にかけて不登校になり横浜市にある青少年教育センターというところに通っていました。

その時の先生の紹介で富山県にあるピースフルハウスはぐれ雲というフリースクールに行きました。

そこはNOLAと同じくそれまでの不規則な生活から規則正しい生活をし、朝起きて散歩をし昼間は畑や田んぼでの農作業を行います。

やがて作業組からバイト組にステップアップし、はぐれ雲のおじさん(川又 直氏 社長の恩師でもあります)の紹介で近くの建設会社にアルバイトに行くようになり、その後正社員になり10年近く土木関係の仕事をしてました。
その間、車の免許、2級土木施工管理技士、建設機械、等資格を取得。

その後はぐれ雲の相談役でもある石原氏とはぐれの子供達の就労支援のためのサポート会社を設立、はぐれ雲のOBや寮生達としばらくは順調にいってたのがこの不況のあおりを受け仕事が少なくなり退社。

一方、NOLAの社長とは、彼が15年ぐらい前にOB会で富山に遊びに来ていた時からの付き合いで、NOLAへも6,7年前から夏休みには盆踊りに遊びに来ていて、人手不足のNOLAの事情を知っていた事もあり退社をきっかけに、今までの経験を少しでも生かせればと思い2002年の2月にNOLAに来ました。

そして、つくなり人使いの荒い社長の元で(笑)いきなり道路を作らされ、井戸を掘り、家の基礎を作るなど、慌ただしく始まったここでの生活もはやいもので あっという間に1年半がすぎました。

最初はここへ来て子供達と一緒に生活をすることになり、はたして自分がどれだけ出来るか、また一人一人個性がちがう子供達をうまくひっぱっていけるか不安と期待でいっぱいでしたが自分が何事にも自信を持って行動すれば付いて来てくれるし、逆に不安な時などは励まされたりもします、それでも子供達はそんな自分の心配をよそに、元気に育っていきます。

親から離れ共同生活を経験することにより自分の事は自分でしなければと言う思いが本人を変えていくのだと思います。

スタッフとしてはまだまだ未熟ですが、一人でも多くの子供達が社会復帰できるようこれからも子供達を見守っていきたいと思います。
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