一気に下へ
ひさしの日記  2005〜2006

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1/24(火)
雪が多少積もっていて、除雪のためいつもより1時間早い6時に起きた。
上からふもとまで塩撒き機で撒いていった。途中塩の出が悪い時もあったけど、下まで撒き終えられた。
それが終わると掃除・動物をして、次に備蓄の塩を取りに行ったりしてその後は昼間でフリーだった。
昼からは廃材を少し運んだ後ノラコミを折って、その後自分は献血に行った。
献血は2度目で、昔高校生の頃、気まぐれでしたことがある。
病院に止まっている献血用の車に入って、針を腕に刺してもらって30分以上ベッドに寝そべった。
暖かくて気持ちいいので眠気が襲ってきた;
帰り際にジュースを貰った。水分補給のためもあるんだろう。
血を幾分失ったら抵抗力が低くなると聞いたので、今流行っているインフルエンザにかからないよう気をつけようと思う。
1/23(月)
旅行明けなのでフリーだ。9時前に起きて、掃除を終えてスキー板などをおろして拭いた。
その後はいつも通りのフリーで動物をやって、食当に当たっていたので昼ご飯を作った。
そして午後は旅行の4日分の日記を書くのに使った。
夕食後は洗濯とかをやって、その後は社長と将棋をした。
初戦は勝てたが、次の二戦は有利に進めながら負けてしまった。やっぱり自分は守りが甘い。油断禁物だ・・・

1/22(日)
今日は長かったような短かったような、最終日だ。午前は滑った。少し疲れていたので下のコースだけにした。
11時半になって終えて、帰る準備をした。そして12時すぎ頃に出発して
お昼をよばれるため「くるが」に行った。くるがでは豚の生姜焼き定食をご馳走になっておいしかった。
お昼を終えたあとははぐれにまた寄って、3時半ごろまでお邪魔になった。
そこから帰途に着いた。出たのはけっこう遅かった。
30分ぐらい走ってすぐお風呂に入って、そこから長い旅だった。
7時ごろ、石川県の西の方のパーキングエリアでごはんのから揚げ定食を食べて、
それ以降はひたすら車で走っていた。車の中では寝たり起きたりだった。みんな疲れただろうし、さすがに寝ている人が多かった。
到着したのは11時過ぎだった。かなり眠かった・・・自分の荷物はもう一台の車に積んでいたので、それが帰って来るま待って
着たらすぐに寝た。で
長かった旅行が終わった。

1/21(土)
昨日はコタツで寝てしまった。朝起きたら誰かが布団をかけてくれていたので、うれしかった。
今日は学校組・バイト組の後発の人達が着いていた。
朝ご飯を食べたら各自自由にスキーで、滑りに行った。暫く下の方で滑っていたが、
今日は急斜面のコースにチャレンジしてみようと思い、行ってみた。
行ったはいいが、リフトに乗って上るにつれ、ガクガクしてきた。すごい急だ。早まった。
上りきって下を見下ろすとなんか崖みたいだった。多くの人が楽しそうに滑っているのが意味不明だった。
少し降りてみたが5秒でギブアップした。スキー板を外してお尻で滑っていった。恥ずかしかった・・・
なんとか降りきれたら、ちょうどお昼の集合時間だったのでなんともないような顔をして戻った。
昼食を食べたら、はぐれのスタッフの野本さんが話し掛けてきてくれた。で、一緒に上の方に行ってみるということになった。
午前は恐怖心に負けたが克服してみるぞ、とがんばってみた。今度は一人ではないし心強かった。
野本さんが横に向けてジグザグに滑るようにとか、倒れた時の方向の変え方とか、親切に教えて下さったので落ち着いて降りていけた。
といっても数十回は転んだけど・・・
急な斜面はやはり怖い。とりあえずバランスが崩れそうになったら大人しくこける、こけ方のほうが上達していった感じだ。
それでも何とか一番下まで降りられて、その時は嬉しかった。
続けてもう1回挑戦して、その時は一人で行った。またこけたけど下までいけた。
そして再び挑戦した。こうやって徐々に上手くなってなっていければ、と思う。
時間が来て、はぐれの人達は帰った。
お風呂に行って夕飯を食べて、その後は本を読んだりテレビを見たりで過ごした。

1/20(金)
起きたらご飯を食べて、そのあとは早速スキーの準備にかかった。スキーウェアを着て、靴を履いて、板をはめた。
しかし自分はスキーの経験はこれで2度目だったんでまだ勝手に滑られず、講習を受けた。
講習の所まで滑っていったら意外と滑れた。
でも色々と曲がり方とかを習って、もっと上手くなった。
止まるのが中々難しくて、たまにこける事がある。午前・午後3時までと先生に習って、お墨付きをもらってうれしかった。
4時までは自分で滑っていた。なかなか滑れるようになって気持ちよかった。
その後はお風呂に行って、ロッジに帰ってご飯を食べた。お鍋がおいしかった。
ご飯の後、はぐれの人がこちらに来た。
同じ部屋に泊まる人たちが来て、初めは会話に詰まっていたけど、打ち解けようと持っていたお菓子を勧めた。
そこから皆がお菓子や酒を持ち寄ってきて宴会みたいになった。ババ抜きをして負けた人が罰ゲームで3年前の缶入りのカレーを食べたりした。
疲れたのもあったか、チューハイが回ったのもあったか(お酒は苦手です・・・)そのうち眠くなってしまって、宴会途中にリタイヤしてこたつのなかで寝てしまった。

1/19(木)
今日から富山にスキー研修で、午前10時に出発した。途中でパーキングエリアに寄ったりして、トイレに行ったり、お菓子を買ったりした。
昼になってパーキングエリアでお昼を食べた。ハンバーグ定食にした。定食物が好きだ。
お昼を食べたらまた出発で、ひたすら高速道路を走った。車の中では寝たりしていた。
富山には思ったより早く午後4時ごろに着いて、そこから銭湯に行って入った。気持ちよかった。
その後は富山にある「はぐれ雲」にお邪魔した。はぐれ雲は全員で20人前後おり、だいぶ多い。
はぐれの人と色々話したりしてたら時間がきて、はぐれの一部である「くるが」という食堂に夕飯を食べに行った。
とんかつ定食をご馳走になって、とてもおいしかった。ご飯を3杯も食べた。
食べ終わったらまた歩いてはぐれまで行って、しばらくお世話になっていた。
スタッフの人たちが迎えに来てくれたので、そこからスキー場に車で行って、到着したらそこのお世話になるロッジ「わがや」の部屋に入った。
着いたのはけっこう遅くて、その日はもうすぐに寝た。スキーは明日からだ。

1/18(水)
朝の作業は廃材の釘抜きで、たくさん抜いた。釘抜きも結構楽しい。
午後は車掃除と思っていたが、男子は釘抜きの続きをした。夕食後はスキーの準備をした。
かさばらないよう、出来るだけ荷物を少なくした。
着替えと、洗顔用具だけで。
明日に備えて早めに寝ようと思う。、

1/17(火)
今日は朝から家の解体作業を手伝いに、男子は京都まで行った。柴田さんの知り合いらしき建築会社の方達と待ち合わせをして
片道1時間ちょっとかけて到着した。すぐに仕事に入って家の狭い路地の中を一輪車で土を載せて、トラックの二台まで運んだ。
社会に参加とまで言えるか分からないけど、肉体労働ではあるが初めて仕事を経験したがノラでの体を使った作業に慣れていたので
けっこうついていける自分に嬉しく感じた。多少なりとも力がついたのを実感できた。
柴田さんが、ノラの作業はそのまま社会に通用するレベルだと言っていたが、ほんとにそう思った。
昼ご飯のコンビニ弁当が美味しかった。
午後からもっと大きく(つまり荷台の車高が高い)更に遠いところにあるトラックまで運ばねばならず、
しかも手が空いたら自分で土を一輪車にかき入れ、さすがに大変だった。
野良の作業と比べてもハードな方だった。でもありえないというほどではなく何とかやり遂げる事が出来た。
ノラに帰ったら17時過ぎだった。
一般社会に接して感じた事は、機転を利かし、真面目に、甘えないことが当然であり、やはり並大抵の事ではないと思った。
帰ってからはスキーの仕度で忙しかった。

1/16(月)
昨日は日曜ながら働いたので今日は午前中フリーだった。
何にも当たってなくゆっくりできた。
午後からは作業で、しばらくは廃材をビニールハウスに運び、その後1人で廃材の釘を抜いていった。
休憩をはさんで、休憩後は明日柴田さんの車に載せる一輪車を洗った。
その後動物で作業は終わりで、ご飯後に洗濯と将棋をして風呂入って寝た。

1/15(日)
まだ外も真っ暗の4時50分になんとか起き、出かける準備をして車に乗った。
1時間以上かけて和歌山に行って、道路にペンキを塗装しに行った。
色んな人たちとペンキを塗った。いい天気だったので気持ちよくできた。
9時ぐらいに終わって奈良に帰った。ノラの目前で、山に入る前のふもとにある食堂に入って、昼食を呼ばれた。
焼き飯と餃子を食べた。
帰ってからはフリーで部屋の掃除や本を読んだりしていた。

1/14(土)
土曜日なので午前中フリーだったけど色々と当番に当たっていたので忙しかった。
午後からはノラキッズで、子供たちと餅をこねた。
年始は餅ばっかりで大変だ・・・2つだけ頑張って食べた。
食べた後は使った容器を洗ったりしていた。
ノラキッズが終わって帰ると夕食後はビーチで、運動した。
帰ると次の日は道路のペンキ塗りで4時50分起き;というのですぐに寝た。

1/13(金)
今日の作業は廃材(使い古しの釘を使った木材など)の釘を抜いていった。ハンマーのうしろっかわで廃材に刺さっている釘を抜く。
てこの原理を利用したら上手く抜ける。
その後、昼の食当なので焼肉丼を作った。食当は大分手馴れてきた感触だ。
午後も釘抜き作業で、一日仕事だった。
ご飯後のミーティングは久しぶりだ。お題は「今年の抱負」

1/12(木)
今日の作業は薪割りで、一日中薪を割っていた。乾いた木と生の木の判断を柴田さんに教えてもらった。
表面の手触り・質感で分かるようで、ザラザラしているのが乾いたものと聞いた。
乾いたのを選んで割っていった。乾いている木はすごく割れやすい。しかし行き過ぎて腐っている木は、中にゴキブリのような
妙な虫が大量に出てきたり、まあ色々ときつい。
けっこうな確率でこういうハズレがある・・・薪割りはこれさえなければ文句のつけようがないのだが;

1/11(水)
昨日の続きで、木を運んだ。重くて大変だ。この作業は体力がつくと思う。
薪を運び、木を割りを繰り返した。薪を運ぶまでの道のりは、土がぬかるんですごく辛い。
雪が積もってたら返ってスムーズに進めるのだけど、最近は温かく晴れの日が続いているので雪は溶けている。
薪割りは変な虫が時々出てくる以外はすごく楽しい。
作業が終わる頃にはけっこうくたくただった。
今日は更にビーチもあったのでハードだ;でもアタックが上手くなってきた気がする。

1/10(火)
久しぶりの一日作業だった。午前は昨日研修だった純子・恵さんが休みだったので自分と靖君と亜美ちゃんだけで動物・作業をした。
色々と指示しなければならなかったので大変だった。午前の作業は薪割りの木が尽きたので、丸太を運ぶ作業だった。
久しぶりの肉体労働で、体力を使った。午後も大体それだった。けっこう疲れた。
夕食後は社長に呼ばれて将棋をした。
4連敗で負けが込んできた。

1/9(月)
今日から作業開始だ。でも朝はフリーで半休だった。午前は動物を終えた後、薪を運んだ。コンテナを2つ重ねて何とか運べるようになって、
体力がけっこうついた気がする。
昼からは久しぶりの作業で、いつもの薪割だった。薪割りは好きだけど、たまに変な虫が木の中から出てくる(場合によっては潰れている)のがたまらない。
やっぱり虫は勘弁・・・休憩後は木が尽きたので、薪をビニールハウスまで運んだ。
何往復かしただけで時間が来たのでスズの散歩に行った。
その後は晩の食当で、食べ終わった後の後片付けにも当たって台所に張り付いていた。久しぶりに忙しい一日だった。
でも冬休みは精神的にけっこうきつかったので、作業(薪割り)のほうがまだ気晴らしになった。
早く新しい寮生に入ってもらいたい。できれば自分とタイプ的に合って、互いに励まし合い話合える友人であり、競い合えるライバルとなれるような人が入ってくれれば嬉しい。

1/8(日)
朝は「出初式」というものに出かけた。消防署の仕事始めの式で、かなり寒い中近くの川原で缶蹴り等をしていてしばらく待っていた。
30分ぐらいして消防署の人たちが続々と出てきて、30台ぐらいの消防車が1列に並んだ。
並んだ消防車が一斉に空高く噴水して、オーロラのようにきれいで、壮観だった。すごかった。
帰ってからはフリーで、ゴロゴロしていた。
ご飯を終えると真悟のドラクエ8を見て、その後は勉強室で(ごめんちゃい)居た人たちと雑談した。
明日は半休だけど作業の始まりなので、頑張ろうと思う。

1/7(土)
今日もフリーだった。起きたらスキーに行った面子が帰ってきていた。
昼は親子丼で、好きなメニューだった。朝を食べなかったのでいっぱい食べた。
夜は真悟のドラクエ8を見て、その後から社長と将棋をした。2敗したが最後で何とか1勝巻き返した。
1/6(金)
午前は散髪する人は出かけていたが、自分は行かなかったので普通に掃除と動物をやってのんびりしていた。
午後は漫画を読んだりお菓子を食べたりしていた。
ご飯を食べ終わって風呂に入ってベッドに寝転がってたら何かウトウトしてきたんで、8時ぐらいに寝た。

1/5(木)
ハウスキーパー、トイレ掃除、普通の掃除と重なっていて大変だった。ぎりぎり動物までには全部終わらせることが出来た。
食当には当たってなかったので後は楽だった。昼食はカツ丼でおいしかった。
午後から買い物に出て、建物内のダイソーでお菓子を買った。買い物時はとりあえずダイソーと決めている。
帰ってきたらご飯まで居間の漫画を読んで、その後は本を読んだ。仲の良かった友達がいなくなったので自由時間が暇だ。

1/4(水)
意外に、今日もフリーだった。スキー組がいないのでかなり寂しい。しかし本音は気楽といったところだ(・∀・)
午前は本を読んだ。今日からご飯は普通だ、昼はいつもの丼物だ。ビビンバ丼で好きな方なのでよかった。
昼はウロウロしたり本を読んだりみかんを食べたりしていた。ちょっと時間を持て余したかもしれない。そんなもったいないことはせず、有意義に使いたい。
新しい寮生の子もそろそろ入って欲しい。話が合えばいいのだけど。
心身ともにかなりのんびりできた。やはり社長がいないと(以下省略)

1/3(火)
今日は起きたらスタッフの人が誰もいなかった。動物をやった後、食当の時間が来ても誰も帰ってこないので、居残りの皆で緊急事態かな、とか言っていた。
話し合っても何にもならないのでとりあえず待機ということで、自分は予定してた部屋の掃除をやった。
自分のエリアだけやってもなんかアレなので申し訳程度についでで他の所もほうきで掃いたら靖君にありがとうと言われた。
お礼を言ってくれたらやっぱり嬉しいものだ。
掃除が終わった頃に菊澤さんが帰ってきて、会議に行っていたらしい。
微妙に有名なマリー・セレスタ号事件のようで、ちょっとブワっとした。
13時過ぎから遅めの昼ご飯のすき焼きの残りを食べた。
昼はのんびり本とかを読んでて、夜になると帰省をしていた皆が続々帰ってきた。でも学校組以上はこの後スキーに出かけるわけで、
帰省とスキーが重なった人は忙しくて大変だ。
夜は真悟とか社長と将棋をしながら一方のテレビを占領して大河ドラマ「新選組!」の特番を見ていた。(21時以降はテレビ1本)
新選組は名作だと思う。三谷幸喜偉い。明日の古畑も見る。新選組がわかる共に語り合える人がいないのが惜しかった。
22時ごろにスキー組はあわただしく出て行った。
帰省から帰ってきた恵さんは漫画にけっこう詳しいようだ。読んでる漫画に共通してる部分がいくつかあった。
話題が合いそうなところを発見して少し嬉しかった。

1/2(月)
午前は昨日と同じく、掃除無しで動物は11時からだった。昼の食当に当たっていた。
皿の配置で、もう少し考えろと叱られた。
自分は純粋に好奇心から物事を知ったり考えることは好きなので、頭がいいとか賢い、等と言われることがあるけど、
その時はいつも、自分は賢いというのとはちょっと違う、と思っている。知識と知恵は別物だし
応用力、機転の類はあまり利かないと、けっこう自覚しているからだ・・
午後からは皆で百人一首大会をやった。
お約束で1位は金星ビリはツケ、でもなんか自分はまったりしていた。
百人一首は小学校の時流行ってたのでいくつか覚えていた詩はあるけど、さすがにブランクは大きくて大部分は忘れていた。
遠くの札は見えにくいので自分の付近の札を極力取る方針でいって、地道にボチボチ取っていった。
小学校の時は「きりたちのぼる」と「いつみきてとか」の句が人気があって(なんで人気があったのかは知らない)言わばドラクエで言うはぐれメタルとjかそういう扱いだったので
その2つはなんか必死に取りにいった。で、取れたのでやった!やたっ!(・∀・)って心境だった。
終わった時には19枚取れた。21枚の菊澤さんに次いで2位で、もう少しで金星獲得だったとこだったので惜しかった、残念。
その後は社長と将棋をして、一進一退だったけど動物の時間がきて、その後は食当でお開きになってしまった。
夕食後にまた呼び出しをかけられて指したけど負けちゃった。

1/1(日)
昨日は3時過ぎに寝たので10時半に起きた。今日から新年だ。どんな年にしたいかは・・まだ決めていない。
動物は無く、食当だけだったので楽だった。おせち料理がすでに出来ていて餅を焼いたり少し手を加えるだけだった。
お餅は苦手だがこの正月、乗り切るぞ;、
おせち料理はやっぱり刺身がおいしかった。後片付けを終えて溜まっている日誌や日記を片づけて当たっていた犬の散歩に出る。
夕飯も食当で、はまちの刺身、イカ刺し、焼豚がおいしかった。
ご飯の後は社長(と真悟)と将棋をやった。今日は2勝1敗で通算5勝5敗になった。将棋を指していたらすぐ時間がまわり、23時半頃までやっていた。
自分の場合、将棋も作業と同じで、やはりその時の精神状態がもろに影響するようだ・・今日は元旦だからか、躁な気分で集中力が冴えていたので圧倒することが出来た。
でも1戦目の負けは相手の飛車角を取った状態で追い詰めてさあどう決めるかと考えていたところで手薄な自陣営の王将を詰まれたわけで、つまり「油断」も敵だ。

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ひさしの日記  2005

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自己紹介 新しく参加したヒサシです。自分なりの無理のない範囲で頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

12/31(土)
今日から冬休みで、風邪は治りきってなかったけど、熱は下がりつつあったので動物の世話と食事当番に参加した(マスク着用)
今日は思い切って昭央君の家に電話をかけてみた。彼が出て行くとき電話番号を交換していたので、
自宅へ電話をかけたら繋がってお母さんが出て、昭央君に取り次いでいただいた。
久しぶりに聞いた声が出てきて、別れたのはたかが1ヶ月前なのに懐かしくて嬉しくなった。
40分ほど近況などを話し合った。とっくに忘れられてるかと思ってたと言っていたが、とんでもない!みんな昭央君が出て行った後は大変沈んでいた。
ぜひまたNOLAに遊びにきて欲しいし、イベントなどにも参加して欲しい。スタッフの人も歓迎してくれるだろうし。
せっかく出会った縁は切れないよう、努力したいと思う。電話をして良かった。

けっこう当たり前のことなのかもしれないが、この昭央君や同じく退寮した典彦君のおかげで、「人(僕)の人生で最も大切な物はお互いに認め、求め、分かり合える友人、恋人、師などを得ること、、つまり同じ『人』なのだと思う。幸せはその点の決定するところ大なのではないだろうか」と
あまり長くない間ではあるが楽しいことだけじゃない作業・共同生活でのやりとりを通じてなんとなく学ばせてもらうことが出来たと思っている。
自分が認めずあまり好ましく思っていない人物から好かれ、求められてもあまり歓迎はしたくなくひどいと苦痛にすらなるというのが残酷ではあるが率直な心理だと思うし
自分がもっとも敬愛している人物に受け入れられないというのもどうしようもない不幸だ。

人間関係というもの、この2つのケース・すれ違いはごまんとあり、多くの不幸な物事に繋がっている。
運が良く、相思の人物を得ることができた人はほんとに幸せだ。

昭央君はほんとにしたかった話ができるというか、馬が合ったと思うし(一方的かもしれないが・・)純粋に仲良くなりたい、と思った。
典彦君には(苦笑いさせられた面も正直多いが・・;)肉体面の能力や根は優しい人柄、とあと、懲りない、めげない心理面のうたれづよさにもある意味尊敬を覚えていた。
その認めている2人に受け入れられ、評価されるようなことを言ってくれるのは、自分の自信になり、幸福になっていたと思う。

夜食当は真奈美ちゃんからサポートで代わったけど、すき焼きだったので準備は楽だった。
すき焼きはおいしくてつい食べ過ぎてしまいそうになるけど腹を壊さないようにほどほどにした。
ご飯の後は康治君と一緒に格闘技の番組を見た。格闘技は好きで、ちゃんと見れて良かった。
しかし23時に初詣に行く予定なので、メインの小川直也×吉田秀彦の試合が始まる直前にタイムリミットが来た・・・
23時に出発して、新年を迎えて、お寺と神社を周って、夜2時ごろに帰ってきた。
そこからまた年越し蕎麦を待って、食べて、終わってベッドに入る頃には3時をまわっていた。

12/30(金)
今日は熱が出て一日寝込んでいた。フリーの日でも動物の世話、食事当番などなんだかんだいってやることがあるが
今日はそれらからも外してもらって本当に何もやらなかった。
たぶん精神的にも肉体的にも疲れが溜まっていたと思うので、休む事で癒せたらけっこう。

12/29(木)
昨日の夜から鼻づまりと咳がひどく、朝がかなり辛かった。しかも朝昼夜食当・・・死ねる;掃除を時間以内に片づけて、
午前作業は除雪・塩撒き・体を騙し騙し動いてたら楽になった気がした。集中ってすごいと思う。
しかし午後の作業(凍ってる道に塩を撒いて溶かす)はさすがに辛く、いっぱいいっぱいだった。
頭がボーとしていたけど何とか終わらせて、今度は夕食当;
ご飯の後に体温を測ったら37度8分だった。今はその状態で日記を書いている。早く寝込みたい。
でも大掃除など、やらなければならないことが残っているので不安だ。

12/28(水)今日の午前は餅つきの準備をして、続き餅をついた。餅つきの要領は薪割に似てる感じがする。ので割と違和感無く出来た。
お餅はあまり好きではないけど、用意されたお雑煮は食べた。飲み込みにくかったけど何とか食べ尽くした。
お餅がお昼ご飯になって、14時ごろまで食い込んだ。
お餅を食べ終わると菊澤さんが急に暴れだして、みんなの顔に片栗粉をぶつけはじめた。ドリフのクリームぶつけ合い合戦みたいになった。
顔が化粧したみたいに真っ白になってしまった。
その後は後片付け兼今の掃除みたいになって、周りのものを拭いた。
それを終えると動物で、その後は温泉に行った。
夕食はおでんだった。

12/27(火)
今日は1日大掃除だった。ストーブ、犬の檻を雑巾で拭いて、その後はほこりまみれの物物を整理整頓した。
昼は食当で、焼きそばで、焼きそばは好きなので嬉しかった。
今日は努めて集中して準備したので大体は出来た。けど後片付けの時、残り物のご飯を言われるまで処分するのを忘れていた。惜しい。
午後は自分はガラス戸を拭いた。古い汚れなのか、汚れがなかなか取れず大変で、1枚拭き終わるだけでも大分時間がかかった(それでも不十分だったらしい・・)
2枚目の途中で柴田さんに交代してもらった。
その後は台所の引出しを拭いていき、中身のゴム手袋等(相当汚れていた)もきれいにし終わったところで動物の時間が来た。
周りがきれいになると気分も爽快になる。

12/26(月)
朝から除雪、といっても今日はいい天気で暖かくて雪が溶けかかっていたので、残っている氷を削っていくだけだった。
地面に張り付いている氷を削り取るのは気持ちがいい。雪かきに集中しているうちに午前が終わった。
食当なのでご飯を作って食べて、後片付けを終えるとすぐに午後の作業に入った。
午後は車掃除の予定だったが、別の場所を雪かきすることになった。2時間ほどやって休憩で、スウィートポテトをご馳走になった。おいしかった。
その後は車掃除に移って、それを終えると作業は終わった。
今日の作業etcは集中できたと思い、気持ちもよかった。

12/25(日)
午前フリー、いつもどおり掃除と動物を終え今日は昼食当なので昼御飯を作って食べて、その後はカラオケに行くことになった。
カラオケはノラでは初めてで、よく行く温泉のカラオケルームに行った。
大人数で部屋に入るのもいっぱいいっぱいで、曲を入れるのを奨められたのでとりあえずMr.Childrenの「Tomorrow never knows」を入れた。
小学生の頃から好きだった曲だ。
採点でトップだったら金星、ビリだったらツケとなっているからけっこう真剣だ;
歌ったら少し爽快になった。歌は心の洗濯だと思う。

その後、拍手が十分でなく、輪に入れてないとのことで叱られた。
自分では気持ちを振り絞って楽しもうと努めていたつもりだったが、外からは全然不十分らしい。
先日、スタッフの菊澤さんに退寮した友人達のことで相談をし、「典彦君や哲央君とカラオケに行ったりしてみたかった」と言った。
そう言った自分に気を使ってくれて今回カラオケ大会を催して下さったなら、自分のことで精一杯で人の気持ちを考える余裕が持てないで、ほんとに申し訳ないことをしてしまったと思う。
クリスマス会の時などより、よっぽど痛切に感じている。
心理的に苦しくてしょうがない時でも、せめて人の向けてくれる厚意や慰めには応えられるだけの人間になりたい。
もう半月ほどもずっと精彩を欠いている。なんとか引き締めなおして、態勢を立て直していこう。

全部で3曲歌った。なんだかんだいって歌い始めるとどんどんのめりこんでいくんで、歌うのはけっこう好きだ。
楽しかったです、ほんとにありがとうございました。

12/24(土)
午前はフリーでゆっくり起きることが出来た。
午後、のらキッズのクリスマス会に行き、子供達を相手にマジックテープを使っての尻尾取りゲーム、
アートバルーン(風船を弄くって動物の形に模していったりする)教室を実施し、他には地元の方のコンサート、お話し会などがあった。
尻尾取りゲームは面白かったけどすぐに終わり、地元の方らしい人のコンサートはカントリーロードとか、好きな曲が多くて聴けて良かった。
アートバルーンはウィンナーのような細長い風船を捻ったり折ったりしていって動物を形作っていった。
このアートバルーンはやってみるとけっこう奥が深くて、とりあえずは犬を作ったけどつきつめていくとすごいものも作れそうだと思った。
自分が作るのだけでけっこういっぱいいっぱいだったが、のらキッズは子供が主役で寮生はあくまでサポートなので、犬を一匹作った後は子供が作っているのを手伝った。
夕方になって帰り、ご飯後に佐藤さんから昨日のクリスマス会について嗜めというか、注意があった。
皆で盛り上げようとしているイベントの時にノリが悪いのは自己中だというもので、自分も他の皆もおそらく、僕のことを言ってるとは分かっている。
名指しせずにいてくれた所に思いやりを感じ(ここのスタッフの方々は僕の気質を汲んでくれて、申し訳ないぐらい気を使ってくれてると思う)、それを聴いてもなんとか気を奮い起こす方向に持っていけたけど、同時に辛くもあった。
でもやることをやっていなければ発言力が無いのはしょうがないことであり、ここでのルールであり、せめては自分の課題である人の話を十分聞けていない、精神的なムラ、などを克服するよう努力したいと思う。

12/23(金)
今日の朝は心境的に厳しかった(最近は大方そうだが・・・)
その上、あることで少し揉め、アホかこいつと思ったがこちらが譲って済ませた。ここで一旦落ち始めたらほんとに際限無いと思ったからだ。
本来は客観的な視点で見れているかはともかく、自分がおかしいと思ったことは許せない融通の利かない性格だと思う。でも面倒事になるぐらいなら抑えたほうがましだと思った。
しかし末期状態かも。
でも作業に集中していると段々気分が上向いてき、すごくうきうきした気分になった。久々にこの気分になった気がする。
自分のことを分析してみると躁鬱の傾向が強いと感じている。割合は躁=3鬱=7ぐらいか
病院に行ってそうだと診断されたことは無いが、病気というほどではなくても、そうかもしれないが、その傾向は自覚せざるを得ない、色々な局面で。
その時のメンタルですごく集中力などが振り回されてしまう。しんどいのでせめて動く時間帯には振り幅を小さくしたい。

午後はクリスマスパーティーの準備の予定だったが、まだ除雪が完了してないので男子は続きをやった。
坂を下の方まで降りていってそこから登りながら雪をかいていった。
塩撒きは初めてで、それ用の車を塩の量を調節しながら押していった。
任されて、なんとかやってみて、楽しいもんだなあと思った。

その後はすぐにクリスマスパーティーの準備で、おいしそうなご馳走を並べていった。料理を担当した女子の皆さん、お疲れ様です。
5時からの予定だったけど、ちょっと遅れて6時半からクリスマス会が始まった。
作ってくれたご飯、とてもおいしかった。シチュー、から揚げ、サンドイッチ、おにぎりなど
でも風呂で撮られた写メールを晒されたり露骨な下ネタで揶揄されたり、なノリについていけなくてギブアップ気味でいると、暗いだのテンションテンション言われると辛いものはあった。
参った方が甘え、逃げ、自己中なのだろうか・・・今まではなんとか騒がしいノリにもついていこうと頑張ってきたが、色々鬱積していたのもあったのかついに態度に出てしまった。
歯車が狂いだしてる感じだがここで踏ん張らないと一気に墜落な気がする。

ご飯の後はジェスチャーのゲーム、予め買っておいたプレゼントを交換した。自分はマグカップが当たった(誰のプレゼントかは分からない)
大事に使わせてもらおうと思う。

作業や生活には精神的な物がもろに影響してしまう、と最近感じている。特に自分はムラがあるようで、集中の糸が切れないように頑張りたい、苦しいけどとりあえずやってみることだけでも必要だと思う。何もやらずに逃避したら劣等感だけが強く残ってアイデンティティの面で立ち直れないと危機感を感じているからだ。
特に自分はプライドの高い人間だと思うので(それに見合うだけのことはしてないが・・)、冗談が通じないというか、人をおちょくる類のノリが好きな人とは格段合わないと思うし
気を使わせてしまっている部分もある、とも思う。

ここに来て一番苦しい日だった。

12/22(木)
午前中は年末の大掃除の先駆け?食器を磨いた。男子は鍋の焦げ目を拭いた。これがなかなか取れなくて大変だった。
でも取れていくと、なんか新鮮な気分になれた。気分を一新して新年を迎えたい。
食当には当たってなかったけど昼食までに芋を洗って剥いた。
午後は作業は無しという事になって、雪が積もりに積もっていたんで、ゲレンデという場所に皆でソリで滑りに行った。
初体験で、固まった地面をソリがすごく滑ってスリルがあった。
先にあるニワトリの小屋まで到達できたら金星ということになったけど、寮生で達成したのは2人だけだった。
その後お風呂に行った。少し考え事をして出るのが遅くなってしまい、迷惑をかけてしまった。

12/21(水)
昨日9時前に寝たのですっきり起きることが出来た。今日当たったのは朝の食当だけど、朝のはあまり当たったことが無くて慣れない。
準備をするのが早すぎても遅すぎてもいけないので難しいところだ。
みんなのありがたいフォローを受けながら、何とか済ませることが出来た。
作業はまた薪割りで、歓迎したい。中からきもい虫が大量に出てくることがあるが(ハズレくじ)割っていくのは楽しい。
楽しいとさらに上達する。の好循環がある気がする。
一日中薪割りで楽しかった。
今日はビーチの日であわただしい。

12/20(火)
朝昼晩3食の食当に当たってしまった。午前の作業は好きな薪割り・・ただ、今日はのこぎりで木を切る作業だった。
けっこう疲れるが、筋力がつくと思った。その途中、ゲレンデの雪の上をソリで滑った。
午後からは薪割で割っていった。だいぶ上達した手ごたえを感じている。大きい木もだいぶ割れるようになってきた。
小さ目のやつなら真っ二つに出来ることもある。
作業が終わっても晩の食当で、忙しかった。
最近、除雪や食当が重なって少し疲れ気味なので早く寝ようと思う。

12/19(月)
今日は除雪で、朝は5時半起きだった。今回は雪かきはせず塩を撒くだけで、散布する機械で道路上に撒いていった。
でも自分は撒いていく役周りではなく、塩補充時にカッターで袋を破っていった。朝の7時半頃に除雪が終わり、朝食、掃除、動物で
その後はフリーだったが、自分は柴田さんと一緒に役場?郵便局?に塩をもらいにいった。
なんとかついていけてちょっと体力がついたかもしれない。
道路上の雪は溶けきってなくて、明日までに溶けるか微妙なところだ。溶けきらなかったらまた明日も塩撒きだと思う。
帰って昼食までの1時間ほどはフリーでゆっくりできた。
午後はクリスマスプレゼントを買いに行った。

12/18(日)
午後から奈良のYMCAへクリスマス会に行った。車で1時間ちょっとかけて到着した。
劇やバンドの演奏を聞いて、その後立食パーティーだった。お菓子より料理をたくさん食べた。おいしかった。
その後和太鼓を叩かせてもらった。結構疲れた。
その後、用意してもらっていたプレゼントを出席者で回して、プレゼント交換をした。
僕は大きいチョコレートが当たった。
明日は5:30から除雪なので早めに寝なければいけない。

12/17(土)
1日フリーだった。何の役にも当たってなく、のんびりできた。筋トレでの筋肉痛が残っていたので、午前はベッドに寝転びながら本を読んだ。
午後はせっかくだからベッド周りの掃除をする事にした。上着と下と下着に区分けして、それぞれしまって
本も整理した。それからほうきとちりとりできれいにした。
布団にシーツをかけた。大体きれいになった。

12/16(金)

前日の予定では薪割りだったが、雪がかなり積もっていたので除雪になった。除雪はけっこう楽しい。
青空だったので、作業も気持ちよかった。
昼食当だったので途中で抜けて、スタッフ無しで2人で作った。昼食はまぐろ丼だった。海鮮丼は正直、あまり好きじゃない。
午後は除雪の続きで雪をかいた。早めに終わり、その後風呂に行った。風呂では男性陣はスタッフの柴田さん合わせ3人だけになってしまいかなり寂しい。
早く2人ぐらい、新しく入って欲しい。しかしそうなると早くも先輩になってしまい、大変ではある。。。
今日のミーティングの課題はなかなか難しい「自分の弱さを克服するため努力していること」

12/15(木)
今日は朝起きるのが辛かった。もちろん典彦くんのことを引きずっているからだが、すっぱり気持ちを切り替えろと言われても難しいところだ。
別れは辛い。去られる側にとって特に辛い。昨日ジャンケンに負けて昼と夜の食当に当たったのは精神的なものも影響してそうだ。
雪が積もっているので散歩は無くて、ご飯を終えたら掃除をすぐに済ませた。午前の作業は薪割りで、最近は薪割りが多い。
でも好きなので歓迎だ。最近上達してきた気がする。パカパカ割れる。
午後の作業は続きで、休憩の後は別の所にブルーシートを張って早めに作業が終わった。
幸い明日には昼の食当しか当たらなかった。少し持ち直したのだろうか。

12/14(水)
今日、典彦君が退寮した。昭央君と典彦君は僕が来てすぐに話し掛けてくれて、その後も特に仲良くしてくれた2人だった。
その2人が立て続けにいなくなった。
今まで精神的な苦難はけっこうあったが、自分の中で乗り越えてきたつもりだ。昭央君の事もなんとか
乗り越え、最近は毎日がとても楽しくなっていた。でももう耐え切れない。疲れた。どうでもいい。

12/13(火)
大雪が降っていたので外での作業は出来なく、午前中は直観力とか、頭を使うペーパーテストを部屋の中でやった(遊びのようなもんだが)
分野にとって得意・不得意が出ると思った。漢字のは割と簡単だった。
昼食は焼肉丼で美味しかった。一昨日のカレーがまだ残っているのでおかわりをした。
午後はお菓子作りでみたらし団子、おしるこなどを作った。14時頃にボランティアの真知子さんが帰った。
1月初めにまた来るというけど寂しくなる。
お菓子を作って動物を終えたら、皆で風呂にいって明日に備える。
明日は除雪が濃厚で朝が早いからだ。

12/12(月)
午前フリー。掃除、動物、スズの散歩、洗濯で終わった。ボランティアの一人であるヨンテ君が今日帰った。
けっこう面白い人だったので寂しくなる。
午後は真知子さんを先生に、デッサンの時間だった。葉っぱのわっかで、コップよりは数段難しい。
その後クリスマスカードを作った。
今日は早く寝ようと思った。

12/11(日)
一日フリーで午前はいつも通り掃除、動物世話で終わった。
午後はあることに使おうと考えていた。僕はかねてから、何か絵などを書いてみたいと思っていた。
「イバラード」という大好きな画集がある。ネットで検索すればすぐに出てくると思うが、
自分にとって理想とする絵柄、というより世界だ。ああいう絵を描いてみたい。描いてみたい、とは思っていたが、今までは思っているだけだった。実際に絵を描き始めよう、と思った。
ちょっと絵をかじっているボランティアの真知子さんに、教示してほしいと頼み、いいよと言ってくれたので教えてもらうことになっていた。
ご飯を終えて食当だったので片付けをして、13時半ごろからボランティアの2人と亜美ちゃんと自分で居間でデッサンを始めた。
典彦君は側にはいたが、興味が無いということでデッサンには加わらなかった。
題材はコップで、陰影とかつけていくのが楽しい。真知子さんはさすがにうまい。
真知子さんは漫画家が夢で、大学では希望の漫画学科には事情で入れなかったけど、それでも学校の友達に絵を教えてもらったり、雑誌に漫画を書かせてもらっているらしい。
そういうのってちょっと憧れる。夢を実現できればいいと思う。自分も絵の教室に通ったりしてみようと思う。
途中で亜美ちゃんが抜け真奈美ちゃんが入った。
真知子さんはピアノの素養もあるらしい。コップを描き終えたら、みんな熱心に描いている横で即興で曲を作って弾いてくれた。
それがすごかった。上手いというだけでなく、自分の好みというか、琴線に触れるような感じの曲が多く、MDか何かに落としたいと思ったほどで。
録音する方法は無いだろうか。
絵はみんな個性が出てて、それぞれに上手かった。ヨンテ君(ボランティアの方)の作品は特に、何か迫力というかオーラが出ていた。
デッサンは「陰」に尽きるようだ。陰のつけ具合で印象が決まる。コップを描いている間、すごく集中していた。のでそれらしきものができた。満足のいく出来だ。
コップが完成すると、今度は人物画を書きたいと思ったので、まだ絵を描いている真奈美ちゃんを描こうと思ったけど、本人はちょっと戸惑っていた。
でも結局みんなで真奈美ちゃんを囲んで描くことになり、真知子さんが、眼鏡無いほうが可愛いので外し、とのことで外した状態を描く事になった。
元々、近々コンタクトにする予定らしい。
描きながら見ていると、目が澄んでいて、頬が赤く、肌が綺麗で、本当に可愛い、というよりは美しいと思えた。
真知子さんの絵が、似てるかどうかは別として少し漫画風で上手かった。
僕のは途中までは感じが出ていたものの、目が難しくそこらへんを修正しているうちに変な方向にいった。
お菓子を食べながらみんなで書いたり笑ったりしてると、すごく楽しい。すぐに時間が過ぎる。

16:40になってその2人が晩の食当なのでお開きになった。楽しかった。時間を有効に使えたと思えた。
今日は夜から何か映画を見に行くみたいなので、夕食が早い。カレーを食べたらすぐ出発した。
「てんつくマン」という映画らしいが、自分は今までまったく見たことも聞いた事も無かった。
事前に小遣いを使って本を買ったらそれに言葉を書いてもらえる、とか言われてたけど今ひとつ意味というか、要領を得なかった。
詳細を聞くと、山崎邦正の昔の相方(=てんつくマン)が映画を作りたくて100人の若者と日本中を旅して制作費を〜と言う内容のドキュメント映画のようだ。
それでもまだあまり意味がわからない。

到着して入り口に行くとパンフなどが売っており、その奥の部屋になんか優しそうなちょっと危なそうな感じもする人が座っていた。
グッズのどれかを買ってそれに、この人に何か言葉を書いてもらうわけか、とやっと把握した。
300円の一番安い本を買って、整理券に必要事項を記入して行列に並んだ。
順番が来ると「よろしくお願いします」といって正座して本を差し出した。そして言葉を書いてもらった。
どんな言葉かは伏せておくけど、自分にぴったりな言葉っぽい、と思った。すごい。

映画は2時間ほどだった。

映画そのものより、てんつくマンその人と、上映会の後のトークショーで仰った事などに惹かれるところがあった。
本も救いになるというか、指針の一つになりえるかもしれないようなことがいっぱい書かれてあったので、映画が終わってから追加で買ってしまった。
ちょっと使いすぎてしまったかもしれない。ブックオフだと中古本がたくさん買える。それに釣り合う物かはまだ全部読んでないのでわからないが
でも11月分の小遣いにはまったく手をつけてないので、まだ余裕はある。
計画的に使っていこうと思う。

12/10(土)
今日は午前中は廃品回収の手伝いに行った。初めての体験で、地元の方達と一緒に古新聞などを車の荷台に載せた。
重くてけっこう大変だ。でも好きなものをもらってもいいと言われ、嬉しい。「マスターキートン」という漫画をいただいた。
昼の食当に当たっていたので休日なので人数が多く、大変だった。昼食は好きな三色丼で、美味しかった。
午後は主に自由時間で、5人ぐらいで人生ゲームをやった。人生ゲームは初版のを持っているけど、久しぶりですっかり勝手を忘れている。
他は今日は特になかった。
12/9(金)
今日はジャンケンに勝って役割全抜けなので、嬉しい。作業までに顔を洗う時間があった。午前は薪割りの続きで、女子は別作業だったので
今日は運搬も男子でやった。木を割ったら、中にきもい虫がいてたまらんかった。
大きくて湿っている木を割るのはほんとに難しい。枝が生えているのも難しいので選ぶのはあまりよくない。
午後は風の谷へ行って、泥を石と砂利に分ける作業をした。特に感想は無いけど、手が汚れた。
休憩の時のおやつが美味しかった。
午後は続きで、作業が終わったら今日は金曜なので風呂、ミーティングだ。今日のミーティングは2つお題が出ていて、まだ片方しか考えていないので
もう片方も何か考えておかなければならない。

12/8(木)
けっこう久しぶりに通常の作業だ。気持ちを締め直した。朝食にまたパンの残りが出てきた。いい加減に汁。
負けたらパンを選ばなければならない。もはや罰ゲームだ。
でも勝って、普通の食パンにありつけた。なんかすごい嬉しかった。
朝食後、7:40〜9:00掃除etcの時間。掃除、ハウスキーパー、米炊きなどが重なったら考えて手際よくやってもほんとに時間的にギリギリなのだが
最近ジャンケンに強く、米炊きにしか当たらなかったので基本担当のコテージの掃除と、それだけだ。だから余裕を持って仕事できた。
それでもゆとりをもってしてるとけっこう時間はギリギリになるけど。
午前作業(動物併せ9:00〜11:30)は動物小屋にブルーシートを張ってその後入り口前の花壇を耕して、草を植えた、そして薪割り。
昼の食当に当たっていたので作業の中休み後は昼食作りだ。大体昼食作りは11時ごろから始まる。
今日のメニューは親子丼で好物だった。昼食を作ると鐘を鳴らして他の人には先に食べてもらい、使った容器を洗う。
そして昼食後は食当は皿洗い、片付けで12:45分頃に終えた。その後午後作業開始の1:30までは自由時間だ。
午後の作業は薪割りの続きでしばらく割っていたが、雨が降ってきた。その際休憩になったが、まだやまないので以後の作業は無しで、
動物の後(16時前後〜)は「1年間を振り返って」の課題をまだ終えてない人がそれを片付ける時間ということになった。
すでに終えている人は夕食まで自由ということになったが、幸運なことに僕はもう終えていた。
降って沸いた貴重な時間なので2日分ほど貯まっていた日記を書くことにした。僕の日記は無駄に長く時間をとる。
貯まった分を書き上げたら17時ごろで晩の食当にも当たってなく、1時間ほど時間があったので、久々に本を読もうと思った。日曜日に買った本をやっと読める。
夕食後(18:50〜)は何も無い日で、日記も日誌も終えていたのでゆっくりできる。大体21時過ぎの消灯まで本でも読もうかと思う。
でも明日の夜はミーティング(+風呂)だ;

12/7(水)
はぐれ雲がNOLAで一泊した。その事もあるし、前の2日がまったく暇無かったので、朝食時間(8:45〜)が遅めで午前は作業無しだった。
ハウスキーパーしか当たってなかったので比較的時間の余裕があり、動物の世話、ハウスキーパーなどやることを終えた11時から昼食の12時までの間に、出されていた課題の原稿用紙2枚分「1年間を振り返って」にかかった。
昼食前にはぐれは帰り、日常に戻った。午後は昨日の後片付けを終えてから、いつもは朝にやる掃除をやり15時ごろに終えた。
休憩をはさんで16時から30分ほど動物で、その後は晩の食当に当たってなかったので18時の夕食まで自由な時間が出来た。
今日はビーチバレーの日なのであらかじめそれと風呂の用意をしておき、その後に課題を全部書き上げた。夕食はグラタンと揚げ餃子だった。グラタンは今まで食わず嫌いだったが、中身はマカロニの入ったシチューで美味しい。これからは食べられると思う。
夕食を終えたらすぐにビーチの用意なので忙しい。とは言え今日20分ほど、時間の余裕があった。
今日のビーチはボランティアの2人と、真奈美ちゃんの学校の友人だという子が参加していたので賑やかで楽しかった。
ビーチ、ブロックやアタックも曲りなりにではあるけどできるようになったし初めに比べたら幾分上達したと思う。
ビーチを終えたら風呂に行って、帰ってきたら23時を回っている。
いつもはビーチの日は帰ってきたら眠くてすぐに寝るけど、慣れて余裕が出てきたのか居間におやつが出ていたのでやっちゃん(靖久君)と一緒に食べに行った。
しかしおやつを食べるには昨日のパンの残りを一つ選んで食べなければならない・・・という難関なノルマを出された。抱き合わせなんてタチが悪いな;
パンにはどこの誰かがわさびやとうがらしなんて入れてるのもある。しかし自分の中では一番のハズレはチーズ入りだ。
ジャムが少しはみ出してたのがあったので無難にそれを選んだ。
後に来た純子さん、恵さん、真奈美ちゃん、亜美ちゃんもどれを取ろうか愁巡していた。すでにおやつの時間というよりパンがメインになっている。
当たりを引いたのは恵ちゃんでチーズとあんことサイダー味のグミ入りのパンを食べていた。おめでとう。
けっこう長い間談笑をしてたけど、もう12時前になっていたので男子部屋に寝に入った。

12/6(火)朝5:00-起床、きつかったが遅刻せず起きる。寒いけど比較的気温は高いと思う。まだ外は真っ暗だが雪はかなり積もっているみたいだ 
5:00‐9:30除雪。NOLAの入り口から道路に出る山のふもとまで全体の雪をひたすらかき分けた。大変な作業だ。
でも終えた時は、これで車も安全に通れるぐらい道路はきれいになった。ボランティアの人が来ていたのでまだ助かった。
9:40‐9:50朝食。女性陣が作っておいてくれていたので、冷えてはいたけどすぐに食べられた。
9:50‐10:30 10:30まで休憩と聞いていたので日記を書こうとしていたが、夕食用の米炊きを指示された
それと11時に出かけるのでその用意とでいっぱいいっぱいだった。
10:30-10:50 はぐれ雲とピザ&パン作りに「奈良県立青少年野外活動センター」という所へ出かける準備。必要なものや薪を車へ積む。
その後、風呂の用意と着替えるのが精一杯でトイレに行く時間も無い
11:00-12:00出発。1時間弱で着いた。荷物を運んで建物に入る。
自分達と同じか少し下ぐらいの、若い人たちが食堂から降りてきて、挨拶を交わした。青少年野外活動センターという所なのでそれに関した、何か活動をしている人たちだろうか。ちょっと興味がある。
食堂に行き、早速パン作りを始める。なんかノスタルジックで雰囲気のいい食堂だ。
12:00-15:00水を混ぜた小麦粉をこね、卵なども入れる。こねるのだけでかなり時間がかかった。ずっとこねて、こねて、こねて、こねる。そして次は丸めてパンの形に丸める。いつのまにか3時になっていた。ここの職員の方だろうか?多少年配の女性が興味を持ったようで、楽しそうに話しかけてくれた。
15:00-15:30遅い昼食。カップラーメンにまだわかしきれてないぬるま湯を入れてしまった;ボケかました。
麺がふやけないので、飲んでもう一回沸いた湯を入れた。無駄に腹が膨れた。あとおにぎりもあるので、それだけでお腹いっぱいに・・
あとピザも残っているというのに。
15:30-17:30
時間が無いので大急ぎでピザをのばし、具を乗せる。実は15:30までだったらしいのだが、始めてすぐですでにすぎた。
なのでもうマイペースでやった。伸ばした生地に(丸く出来た)ケチャップ、たまねぎ、ピーマン、ベーコン、マッシュルーム、アスパラガス、コーン、チーズをのせピザっぽくなった。
後は焼くだけだ。かなり寒い外に出て、石釜の前で焼く順番を待った。寒くてたまらない。ここの室長みたいな感じの人が焼くのを主導してくださり、
来た時にすれ違った若い人たちの一人の女の子が近くに来て、興味深そうに見ていた。
石釜では意外とすぐに焼ける。5分弱で自分の分も焼けた。なんかちゃんとピザで感動した。
皆の分が焼き上がったら、食堂に戻ってピザとコーンスープを食べた。昼食の上、これはちょっときつ・・でも美味しかった。多少すす臭さがついてたのが惜しかった。でも石釜じゃしょうがないか。
次は大量のパンを焼いた。試作品を皆で試食した。少し生焼けだったが美味しかった。
同時に片付けに入り、帰る準備を始めた。あらかた片付いたら18:00ごろに出発した。途中風呂に寄って19:00ごろ帰ると
夜の食当に当たっていたので上着を脱ぐとすぐ配膳にかかった。はぐれが来るので今日は賑やかで、メニューはハヤシライスだった。
今日の4食目。みんなうぷっとしながらたべていた。
食事を終えたら談笑などの時間だった。でも寝るまで日記や課題を書いてるともう寝る時間になってしまった。ので寝た。
今日も目の回る忙しさだった;碌に時間が無い。

12/5(月)
本日ははぐれ雲他のフリースクールとソフトボールでの交流なのでいつもより多少早く掃除と動物小屋の掃除を終え、朝9時半頃出かけた。
寒さがやばい。吉野はマイナス4℃という。知らなかった世界だ。出発する頃は雪が降っていた。ここでの初雪だ。帰ったら積もっていると思う。
高速道路を経て1時間半ほどかけ、11時に着いたら、公園の周りはダンボールハウスだらけだった。かなり引いた。
ほんとのところ寒さで体が動かなかったが、寒空の中がんばってソフトボールをやった。とにかく寒い。弁当も冷たくて味気ない。
ほとんどが負けか引き分け・・自分含め、みんな寒さにやられたんだろうか。でも相手にとっても条件は同じなので、それを言い訳には出来ない。
4チーム総当りで、17時ごろに終わった。なんとぴうか、楽しいというより色んな意味できつかった。
帰り際に「明日香の里」という温泉に寄り、入浴の後食堂で夕食をご馳走になった。こういうときは一人1000円までと決まっている。
自分は前はトンカツ定食850円+ライス単品150円にしたのだけど、今はなんとライスがおかわり自由になっているらしい。ということでもう少し値の張るハンバーグとエビフライ定食950円を選んで、ごはんもおかわりした。風呂上りに飯、この時が一番幸せを感じる。なんかおっさんみたいだ。
20:30頃、帰ると雪が積もっていた。次の日は除雪確実だ。雪が積もったら車が通れるようにするために除雪という作業をするらしい。話には聞いていたけど、朝5時に起きるらしい・・・
最低でも8時間の睡眠時間は取りたいので、帰って即就寝だ。明日の諸々の担当を決め終わったら、すぐベッドに入った。
本を読んだりどころか、日記を書く時間も無い。

12/4(日)
今日は休みだ。担当は何も当たってないので、時間的に比較的余裕があった。
午前中は掃除と動物小屋掃除以外は特に何もなかった。
午後は買い物に行くというので、初めて一緒に行ってみようと思った。まず小遣いのシステムがわかった。
何日に5千円もらえて後は自由に使えるというものではなく、買い物の前に何円使うか申告してお金を受け取って、そして買い物から帰ったらもらった分と使った分の差額を返すという。
小遣い帳で使ったお金もしっかり書き込んでおかないとならない。かなり管理されている。
しかも無駄遣いしたら自分ではお金を扱えなくなってスタッフが代わりに買い物を引き受けるというから厳しい;
何を買うかは決めては無いけどとりあえず2500円申告してみた、ちょっと多かったかな。
金を受け取り、そして買い物に出発した。、まずはジャスコに着いた。集合時間に遅れたらツケ;ということで時間を気にしなければ鳴らない。
広くて迷うかもしれないということで、康司君が一緒についてくれ、本屋に行くことにする。二階に本屋があって色々見ていたけど、時間ぎりぎりになって家から送ってもらった本「ローマ人の物語」の続きの8巻、ユリウスカエサル・ルビコン以前(上)にした。
時間は何とか間に合ってた、良かった。

次はダイソーへ到着した。ここでも何を買うか決めかねていたけど、たまにはいいか、と思いお菓子を買ってみた。たまのお菓子は心を豊かにすると思う。
最後の場所はブックオフだった・・ちょっと悔やんだ。中古本を買えるなら新刊を買うのはもったいなかった。以後は中古本オンリーで行こうと思う。
1冊100円で売ってるんだから、新刊を買うのは金の無駄、とまで言い切ってみた。

ここで面白そうな小説「セブンイヤーズ・イン・チベット」「はつ恋」etc以下6冊を買った。それでも600円。
ここで買い物は終わり、しめて1240円、少し使いすぎただろうか。やっぱり新刊を買ったのがちょっと無駄気味だったかもしれない。
でも4週で5000円と考えれば何とか許容範囲だろうか。今後は吟味しながら買い物をしようと思う。

買い物、けっこう楽しかった。人の多いところはやはり開放感を感じる。

12/3(土)

今日は午前中は休みなのでゆっくりできた。
午後は近くの小学校に行き、子供達とダンボールと昨日採った松ぼっくりなどで飾り物を作るとのことだったが・・・子供達は全然来ない。
寒いからということだけど、確かに。今日は寒い。
教室で、メンバーだけでしばらくはダンボールをドーナツ状に仕上げ、そこに木の実を貼り付けるリースを地味に作っていたが
僕が6つ目ぐらいを作り終えた頃に、地元の子供達がサッカーをしに校庭にきたようだった。
ここのメンバーとは顔見知りも居るようで、どうせ誰も来ないのだからということで男子はその子供達とサッカーをする事になった。
サッカーは得意というほどではないけど、僕は昔(小学校の時)少しやっていた。ので少し張りきった。
子供5人+柴田さん対男子3人、正直厳しい;
僕は青のスウェットを着ていたので、子供達に青と呼ばれた;例えば「青マーク!」とか
何か投げてきた子供が居た。頭をつかんで「ふざけてもいいけどあんまり調子に乗るなよ」と言った。怖がっていた。よかっただろうか。
目上・年上の者にはある程度の礼儀をはらって当然というのが自分の頭にはある。子供でも例外じゃない。だから分別の無い子供のことがあまり好きじゃないのだろう。
でも年上でもそんなえらそうなことを言う資格が自分にはあるのか;たぶんないかも。
でも生意気な子供はやっぱり嫌いだ。
他にも靴を盗ろうとしたり、生意気な口をきく子供がいた、よく言えばいたずら好き、悪く言えば礼儀が無いけど、やっぱりちょっと怖い態度になってしまった。
これはプライドが高いということだろうか。悪い意味でそうなんだろうか、それともいい意味でそうなんだろうか。
素直な子とは純朴にじゃれ合った。子供と接すること自体あまり得意ではないけど素直な子には優しく接すのが努めだと思うし人情だと思う。

サッカーってやっぱりハードなスポーツだ。すぐにゼェゼェしてくる。でも楽しい。
みんな上手いと言ってくれる。ちょっと自信がついた気がした。自信ってなんだろうか。やっぱり優越感ということかもしれない。
優越感を感じたら気持ちいい、劣等感を感じたら苦しくなる、身も蓋も無い言い方だけど人の精神にとって大きな要素をしめるものなんだと思った。

12/2(金)

午前作業は薪割りの続きだった。昨日は中々上手く割れなかったけど、靖久君の割り方を見たらヒントになった。
そんなに力を入れなくても、斧の端の方を持って遠心力を利用したら上手く割れるものだ。それをやってみただけでかなり割れるように。
やっぱり薪割りは楽しい。細いものは特に割れやすいので面白い。どんどん薪の山ができていく。

午後は松ぼっくり、どんぐりなどの木の実拾いに敷地内を回った。探し慣れてくると、これらが集中して落ちているポイントがあることがわかる。
それがわかってくると楽しくなってきた。最後はビニール袋に3分の1まで貯まった。
次は落ちている木の葉を拾うとの事だったけど、多少枝に生えているものも千切ってしまいました・・・
その次、集まった木の実や葉っぱを画用紙にはっつけ、絵を作っていくよう言われた。
何をやるのか訝しんでいたけど、なるほど、と思った。

製作にはかかってみたけど、言われても急には題材が浮かばない・・みんながせっせと作っているのに、自分は木の実や葉をいじくりながら
黙考している。
初めはてきとうに葉を拾ってきて、それでできそうなものを作り上げていくよう試みていたけど、考え方を変えてみて、
自分の作りたい題材に素材を合わせて作るようにしてみた。
僕は星とか空とかがけっこう好きなので夜空の風景をイメージしながら試行錯誤する。
深青色?の画用紙に細長い葉っぱで雲を表現して、黄色い枯葉を半分に割って月っぽくしてみた。あと細かい葉が何本もついているものを五月雨みたいに細かく分けて、流星群っぽく貼り付け、
それで何とか完成した。作品はけっこう満足いった。
見学に来ていた方も一緒に作業をし、狸を表現した作品を作っていた。そこらに落ちてたひょうたんも利用したようで、ほんとに狸だった。見事だった。

夕食後のミーティングの感想は菓子が美味かった。

12/1(木)
今日の作業は薪割りだ。好きな作業なので嬉しい。薪の割り方には色々とコツがある。筋に沿ってとか、振り方にも。
パカっといい音が鳴って一刀両断できたら気持ち良い。これは精神の状態もかなり影響すると思う。
薪割りは集中して誰もいない世界に入れるから好きだ。特にプライベートの皆無といっていいこの生活では貴重だ。
しかしそれでも斧の方向に人が居ないよう注意する、とか気を配らなければならないのだが。
木にも色々割り方があって、頭を使わなければならないようだ。濡れた木は小さめに割り、乾いたものは大きめがいい、
他には木に刺さった斧を下にする割り方など、薪割りは奥が深い。
昨日睡眠時間が短かったので、今日は早めに寝ようと思う。

11/30(水)
今日の早朝はどこか別ベッドの目覚まし時計がずっと鳴ったままで、最低に寝覚めが悪かった。けれどなんとか朝の集合5分前に起きることができたので良し。
午前作業は昨日の続きの、薪の原料になる木運びだ。相変わらず重い作業だけど、残りわずかだったのでがーっと片づけた。
といっても休憩後までぶっ続けだったが。

昼の食当に当たっていたので休憩後は切り上げ、昼食準備にかかった。まぐろと大根おろしと、うっとうしい納豆の入った丼物だ。
今日はここで失敗を犯してしまった。
各丼の具の量をまちまちなままで配ってしまった。全体に目を配ることと、パートナーと連携を取ることを怠った。
そしてこれは恥ずかしいとしか言いようが無いが、自分の分の丼は、大嫌いな納豆を除いて先に配ってしまったのだ。こっぴどく叱られてしまった。
甘えが出てしまい、恥ずかしい。後者に関してはこの程度の事、多少の我慢でどうにでもなることだ。もったいないと思った。
あと人の話はちゃんと相手の目を見て聞くよう心がけたい。

午後はソフトボールの練習に行った。バッティングは自分なりに飛距離を伸ばすフォームとか、考えている。
前回の練習で、振りかぶる時に上半身を引き絞り、そして振る時にバットを体に乗せるような流れるような感じでいくと、抜群に打球が伸びるのを発見した。
今回は意識しすぎたのか空振りとか多かった。一回転してしまう。明らかに力が入りすぎているなあ。体も硬くなるし、意識しすぎると良くない。
守備はだいぶ慣れてきた。自分の守備範囲、キャッチしてから球を送る所、中継などがなんとなくわかるようになってきた。
しかしまだエラーが多い・・・これから地道に少なくしていこうと思う。

夕食後はビーチバレーの練習で、いつもの試合と違い、トス、サーブ、アタックの練習を集中的にやった。どれもまだ不十分だけど、上手くなれるよう頑張りたい。
帰ったら大体23時。
他に何する間もない。水曜はハードだ。

11/29(火)
今日の作業は、午前中はまず散在しているもみじを掘り起こして、植え替える作業だった。特にどうということはなかった。
その後はこうじくんのベッドを男子寮から別コテージへ移した。いよいよ単独部屋で暮らすのか。おめでとう。
午後作業、切り倒して分割した松の木を薪割りの場所(長い急な坂道あり)へ運んだ。一つ一つ40kg50kg以上はあるだろう丸太を運び、何度も往復する。
一輪車に重量のある丸太を載せながら運ぶと、少しでもバランスを崩したら倒してしまったり、運が悪ければ大怪我をする危険もあるので慎重にいかねばならず、肉体的にだけでなく神経も疲労した。
運んでるうち暑くなって薄着一枚で作業をする。でも休憩で体を休めたらまた寒くなる。体って難しい。
午後はひたすら運んだ。最後のほうには疲れきっていたけど、でも慣れて心なしかスムーズにいけるようになった気がした。
ほんとに重労働だった。でも体力がつくと思った。


大した事ではないが、今日は「プライド」というものについて漠然と考えるに至り、これまた漠然とではあるけど、でもその時は理解できた気がした。
今は感触を忘れてしまった・・・けど、できるだけ至った時のことを思いだして述べようと思う。
「○○になりたい」「△△はいやだ」「こんな環境下に身を置きたい」「こんな自分でありたい」「この時にこうだったら」「哲央君が今も居れば」「希望」「夢」「好き嫌い」etc
全て根幹には己の中のプライド(一般的に誇りとか高慢とかいう意味だけど、自分の中では「こだわり」というニュアンスで今回解した)と表現できるものが、少なからず関わっているんだと考えた。
あらゆる行動や意思や考えに対して「プライド」は付随してくるものなのだと思う。非常に厄介であり、有害にもなりうると思うけど、しかし人にとって不可欠のものでもあるとも感じる。
「プライド(こだわり)」の強すぎる人が、自分に馴染まなくなったあらゆる物事に絶望して、ドロップアウトしてしまうプロセスがあるんじゃなかろうか。
生きるのを頑張っていた、何もしていなかった、どちらに関わらず。

完全にプライドを捨て去ることが出来たらずいぶん生き易くなると思う。どんな環境下、運命でも精神的に潰れることなく生きていくことが出来るだろう。
プライドを捨てるのは他の人がどうかは知らない、がただ、僕には、どうなんだろうか。
嫌なこと、苦しいことを呑み込む努力も今しているけど、己の核、全てまで完全に捨て去るのは難事だし、あまり気も進まない
これは永遠に克服しえないかもしれない。全て捨て去ると自分がなんなのかわからなくなり、気が狂ってしまうと思う。なのでプライドを捨てるのではなく、せめてある程度コントロールする術を覚えたい。と思っている。
もちろん自分の意識のもちよう、などではどうにもならないことがあると思う。度を過ぎた外因性の過酷な状況では気の持ちようなどでは語ると酷だと思う。
でも自分の考えの堂堂巡りに対しては必要な技術だ。
というか、こういうふうに考えること自体がプライドに拠っているのではないだろうか。不必要だろうか。有害かもしれないが、考えることをやめられない。

今日はプライドを抑制出来たと思った。作業自体にすごく集中でき、爽快な気分で出来た気がした。

うーん、ひらめきをそのままのニュアンスで伝えることは至難なんだな、と・・・口で伝えるのも文章にするのも実に難しい。

11/28(月)

哲央君が抜けた穴を埋めるため、僕がしっかりしないといけない。起き抜けから散歩ぐらいまでは精神的に辛かったが、
作業までにはなんとかメンタルを整えることが出来た。 
午前の作業は堆肥を畑に撒く作業だった。前に虫入りでこねたやつだ。いい具合に発酵している。
渦巻状に撒いた。なんかミステリーサークルみたいだ。何回か運搬で往復して、ひたすら撒いた。
午後はまずウコッケイをニワトリ小屋へ引越しさせて、その次にコテージの脇の斜面に木を3本植えた。これが根鉢?というのをしっかり固めとかないと
水を入れたときに決壊してしまう。念入りに作った。
一生懸命集中して作業できたので、いつのまにか夕方になっていた。疲れたけど・・・

11/27(日)哲央君が寮を出て行った。ここでは自分にとって、一番腹の底を話し合える友人になってくれた。
自分では地味なだけと言っていたけど、穏やかで優しいという表現のほうが似合う。
出会ってたった1ヶ月だけど、ずいぶん色んな事を話した。たまに夜空を眺めながら、将来についてとか話したりした。人の居ない自然の中にいたいらしい。
でもまだ足りなすぎる。たった1ヶ月だ。まだまだ色んな思い出を作れたはずだ。そう思うと・・
それでもせめて「それで充分だよ、絆を作るのは」と誰かに言ってほしい。弱い人間だ。友情を育むのに一月で充分だろうか。誰かの肯定的な言葉を聞かないと不安だ。
僕はこの話について事前に相談を受けていた。そのたび、自分の思うようにすればいいと思う、行きたいなら行ってもいいんじゃないかと言った。
なぜ強硬に引き止めなかったんだろう。なぜこんなことを言った。彼は最後まで行っていいのか悩んでいた。
怖い。辛い。強烈な後悔だ。僕は多分、後悔することが怖くてスタートできなかったんだと思っている。後悔は人生に付き物だからだ。
それを味わうのが怖くてしょうがなくて、身動きが取れなかった。そしてその時が来た、と思う。
一緒にベッドに入らせて、と言ってきた時、なぜ入らせてあげなかったのだろうか、とかどうでもいいことまで、出ると知ってたら・・と様々なことが後悔の種になってしまう。

行くと決まるとひしひしと感情がこみ上げてき、布団の中で何度も泣いた。それ以前は話は聞いてもなんとなく漠然とした気持ちで、正直実感は薄かった。
もう生活を共に出来ない、楽しさや苦しみを分かち合えない、と思うと後悔と苦しみでちぎれそうになる。
感情や思考が奔流する。何もしたくない。辛い。辛い。
もうこんないい人間とは出会えないかもしれない。そう考えてしまうと・・・叫びたい衝動に駆られる。考え方の悪い癖だ。
しかし実際はこの苦しみを抱えながら生活もおろそかにしてはいけない。一片たりとも気を抜いてはいけない。と思うとまるで地獄に居るようだ。
この生活が楽しくなってきてもいた。ウキウキはしゃぎたくなる波の時もたまにあった。
しかしこのことでまた心情的に逆戻りしないか、不安だ。哲央君と話したりすることがこの生活の「楽しい点」で相当の大きな部分を占めていたからだ。
後ろ向きだ。でも全てごまかしの無い気持ちだ。どうしようもない。親友や恋人や家族と別れたり失った時、人はこんなにも哀しくなるのか。どうしようもない喪失感。
どうしようもなく特別だった。戻ってきてくれたらどんなに嬉しいだろう。

彼は自分に似ていたと思う。彼もそう言ってくれた。他人には些細に見えることでもよく悩んでいた。空手を習いたい(僕は多少かじっていたので教えてほしいと請われたけど、生返事でそのままだった・・・後悔)、高野山に修行に行こうか、など、心の規範を求めていた。
今まで出会った人の中で一番シンパシーを感じていた。
僕が来て楽しくなったとも言ってくれた。だからこそ彼が自分のことを最低な人間、とか俺の人生もう終わってるから、とか言う時、僕は自分のことのように「そんなわけがない、君はしっかりひとつの事を真面目にやりとげた立派な人間だ。20歳やそこらで人生終わってるなんてあっていいはずがない。これからだ。立派に下積みを終えて、これから始まる。」と言ってあげたい。自分なんかよりよっぽど優しくて言い訳もしない立派な人間だけど。
感情移入してしまう。そのことを考えると押し止めようとしても涙が止まらない。全然最低なんかじゃない。もっと一緒にいろんなことをやりたかった。

ここまで他人に感情移入し、他人のことを慮ったのは初めてだ。
なぜこんなにいい奴がそこまで苦しまなければならなかったのだろう、そんなことあっていいはずは無い、と片隅で思ってるのだろう。
彼は何もしてこなかった僕なんかよりよっぽど壮絶な人生を送ってきた人だ。だからこそ彼だけは幸せになってもらいたい。
顔も人柄も良いから頑張れば彼女はすぐできるだろう、自信を持てるようになってほしい。
ただただ無念なのは、一緒に頑張りながら、お互いの成長を共にしたかった。まだまだ展開したはずだった。 

今後しばらくは自分にとっての試練になると思う。生活の所々で哲央君が居ないことを痛感し、苦しみに苛まれるだろう。
それを思うと怖いし憂鬱だ。どこまでやれるかはわからない。潰れてギブアップしてしまうかもしれない。
でも怖気づく前に、乗り越える事を試みようと思う。かなり無理してはいるけど。
お互い自由になったら2人旅にでも出よう、と哲央君と約束したから。いつかまた会える。

11/26(土)
今日も子供達と一緒にダンボール工作だった。子供達のサポートをした。僕がついてた子達は立派な家を作った。お見事。
お話し会はブレーメンの音楽隊が一番印象に残った。

11/25(金)
今日の作業は堆肥を運搬する作業だった。たまらなかった。ごっついカブトムシの幼虫がうじゃうじゃ出てきた。虫は最悪だ。
次の場所では腐って強烈な臭いを発する堆肥(シラミのような変な虫付き)を運んだ。極力早く終わらせた。
正直、この作業が今までで一番きつかった・・・作業が終わったらかなり疲れた。風呂入って速攻寝た。

11/24(木)
午前、溜まった動物の糞を、畑に肥やしとして撒く作業。ほんとにここはなんでも再利用している。聞くと利用している水はすべて雨水を流用しているらしい・・すごい。
肥料を撒く場所を指揮していた純子さんが食当で抜けたので、自分が指示することになった。
畑の開いている箇所に肥料を巻くようみんなに言っていく。ボランティアの川島さんも頑張っていた。えらい。
自分もやっと作業が板についてきたかな、と思った。
午後のソフトボールは楽しいし歓迎だ。ライトの守備で、何度もフライを取り逃した。距離の目測が甘い。改善するようがんばりたい。
バッティングは満足のいくものだった。フォームをちょっと考えてみた。腰の捻りを重視すれば飛距離が飛躍的に伸びることがわかった。この発見はすごい嬉しい。
だいぶ上達した。
また明日の食当に当たった。これで4日連続だが何かが憑いているのか、はたまたジャンケンの研究が足りないのか・・・

11/23(水)
本日は祝日で、飛鳥へ「自然フェスティバル」というイベントに参加しに行った。ノラの出し物はダンボールの工作だ。
会場は芝生のある開けた広場だった。散歩を許可されたので、天気も良く、ここに来る前の普段着を着ながら一人で散策をすると、凄まじい解放感を感じた。
「ショーシャンクの空に(塀の中のリタ・ヘイワース)」という映画(小説)の命題に、以前のただの客観的な一視聴者としてではなく、等身大に共感することが出来る。さらに好きな作品になった。
気持ちのいい散歩を終え11時半ごろからイベントが始まった。

いきなり何か工作やってと言われ、少々戸惑ったけど、とりあえずは何も考えずに適当に切り貼りながら、途中で飛行機(ロケット?)を作ろうと着想を得たので、
頭の中で完成図を想像しながら組み立てていく。20分ぐらいで飛行機らしきものが出来、自分的としては満足だった。
しかしこのイベントの主役はスタッフである自分達ではなく、子供達(とお父さん達)なので、ほんとはサポートにまわらなければならない。
なので以降は全体を見て回り、誰もついていない心許ない子の横につくことにした。
といってもほとんどスタッフの菊澤さんの指示に従っていただけだったけど・・・
その後、自分で、一人で工作している男の子に声をかけ、援護についた。素直な子で、丁寧に受け答えしてくれたのが嬉しかった。
初めは家のはずだったのに、なぜか電車を作ることになっていた;
子供をリードしながらも、できることは自分でやるように奨め、あくまでサポートに徹して組み立てていく。
そしてなんとか一緒に完成させることが出来た。こういう経験はほんとに今まで数少なかったので新鮮で、すごく充実した感じだ。
その子は次はロボットを作ると言っていたのだけど、そこで時間が来てしまった。「楽しかった?」と聞いて「うん、楽しかった」と言ってくれて身震いした。
こういうのもいい。

今日はほんとに楽しかった。食当に当たって無かったら最高だったのに!そしてまた明日の晩も!!!

11/22(火)
午前は地元の小学校?から来た子供達を敷地内へぐるーっと案内した。
子供達が道を踏み外して転落しないか注意しながら先導して、けっこう神経を使う。子供はうるさくて基本的にあまり好きじゃないけど、
注意に対して素直に聞き入れ返事をしてくれる子などがいると、なんか充実感を感じた。


そして午後の「ニワトリ捌き」。妙な予感はしたが、話に聞くとやはり毎日世話をしているニワトリを「裁く」らしい。
殺されると分かっているのか、捕獲作業の時必死に逃げ惑うニワトリ達に対して、クラっとなった。ニワトリを人間に投影したからだろう。
初めて間近に見るであろうある程度の大きさと知能を持った動物に対しての「生を奪う」行為に対して、もし自分がそうされる立場だったら・・となぜか連想せずにはいられなかった。
人間の歴史を振り返ると「他者によって強制的に与えられる死」はほんとに日常茶飯事だ。客観的、単に物事として眺めてみると生理的行為、果ては暇つぶしといってしまっても暴言じゃないぐらいに。
「〜〜戦争」「〜〜の虐殺」そんな記述にはもう見慣れてしまった。何百万人何千万人もの生を奪った出来事の数も片手の指だけじゃ収まりきらない。
特に20世紀に入って、兵器の性能他、政治構造・思想・諸産業などが圧倒的に効率化したことで、人的被害も桁外れに大きくなってしまった。

でも身近で、しかもおそらく自らの手で別のモノの生を奪うことになる。これを経験する。これこそで初めて生を奪うという行為、ひいては生と死に関して生々しく実感し考えることができると確信できた。
死ぬって何だ。直接間接に関わらず、何者かの生をはじめ、様々なものを奪うことで、「業」と表現するとありがちだが、何かを背負うと思う。自意識を思想とか倫理までに昇華する能力がある人間という動物だけに存在している概念かもしれない。物理的に見ればたんぱく質でしかないし。

そして一羽捕まえた。これで自分は一羽の死に関係した。業を背負った。今までも間接的に、その現場を知らない気軽な立場で背負っていたのだが。
それを考え、胃液が逆流してくる感じがした。非常に重い。
斧を手渡され、首を切るよう命じられた。いよいよその時が来た。正直、複雑な心境だった。生を奪いたくない気持ち、しかし実践してそれが何なのかを知りたい気持ち。しかしやらねばならないことはないことは無いことは初めから分かっていた。
努めて自分がされる立場になった事を想像して、それをやることにした。つまり一気に斧を振り落として首を短時間で切り落とす。苦しみは短いほうがいい。

そして、振った。無我夢中で斧をニワトリの首に叩きつけた。ニワトリが最後にあがき暴れる。すごい力だ。火事場のクソ力、生ってすごい。生と死の瞬間。
何回も叩き下ろして、初めてにしては割りと短時間(だと思う)で首を切断した。
首を切断しても胴体は依然動いて、頭のほうは白目を剥いて泡を吹いていた。

初めて殺した。虫を除いて。虫もキモいので殺したことは少ない。作業に支障をきたすぐらい実感し考えていた。やっぱり「生々しい」だった。
鶏は死ぬ直前、生きていた。すごい生への執着、エネルギーだった。その時こそ一番生命力が発散されていたんじゃないだろうか。
その一瞬一瞬がフィルムみたいに脳内にこびりついた。自覚したのは恐怖と驚きの感情だった。
外からすれば自分は放心状態に見えたと思う。皆さん申し訳ありません。
その後、自分はあと2羽屠殺した。

次に羽をむしり、その次の内臓摘出が、これは純粋につらかった。ぬるぬる暖かかった。
動物に対して、感謝しなさい、と言われた。しかし自分が食べられる立場になった時を想像してみたら、感謝されても・・・なので自分は「ごめんね、ごめんね」と心の中で泣きながら謝っておこう。

11/21(月)
昨日が半日バレーの大会に出ていたので今日は振替の半休だった。しかし、昼夜の食当と米炊きに当たった・・・ついてない。
米炊きの釜を間違える、水の量を間違える、昼食の各皿の量を揃えるのを怠る、など多くのミスをしてしまった。二度目は無い様ちゃんとしたい。
非常な寒さに4枚重ね着した。11月にしてすでに気温氷点下らしい・・・しかもそれでも例年より暖かいと。先が思いやられる;
午後の作業は薪割りだった。初めての体験で、これはすごい楽しかった。コツをつかんだらパッカンパッカン割れて爽快だ。
木の筋に沿って遠心力を利用したら割れる。これをやってたらだんだん暑くなってきた。発熱作用ってすごい。
夢中でやってたら作業は終わり、さすがに疲れた。しかし休む間もなく夕食作り・・終えて夕食の席につく頃にはクタクタでグッタリだった。
今日はほんとに疲れた・・・

11/20(日)
ソフトバレーの大会がある、、、といっても地域の体育館のごく小規模のものだ。
朝、平日並の起床時間なのは別にいいが、洒落にならん寒さだったのがきつい、、、これからさらに寒くなるのだろうか;
これも足を引っ張らないようついていこうとするので精一杯。でも、だいぶレシーブ・アタック共に形にはなってきたと思う・・まだまだだけど。
初めてアタックに対しブロックできたのがやった、と思った。
自分のチームはなんと優勝だった。嬉しいようなそうでないような。
自分がついていけないことに対して(この点には限らないかもしれない)、馬鹿にした感じで揶揄したりするような声も一部ある。
本名で呼ばず、自分の知らん人間の名前で呼んできたり。
正直不快で、一言言ってやろうか、とか蹴ってやろうか、などと考えもしたが、上手い人の立場からすれば
チームワークが命のバレーのようなスポーツでは下手な新入りの自分は確かにうっとうしいだろうし、
社会に出れば理不尽でも我慢しなけりゃならんこともある、とか言われるのかな、とか考え。
しかし「精神的に強くなる」とは一体どういうことなのだろうか、としばし考えに耽った。
チームは優勝した。参加賞の小物入れは大事に使いたい。

11/19(土)
今日は一日フリー。しかし早く起きてしまったので了解を取ってから掃除を先に済ませた。玄関掃除は人通りが多く
いない時間にやっておいたほうが効率がいいと思ったので。
今日はほんとになにもなかったので、結構暇だった。貯まっていた衣類やタオルを洗濯し、その後は皆と一緒にソフトバレーの練習(というか遊び)をした。
毎週水・土の夜ビーチの日は、足を引っ張っているし、特に明日は地域の大会なので早く上達できればいいと思う。
ポジションごとの動きもまだ把握しきれてないし、現時点ではまだできるだけ足手まといにならないよう努力するので精一杯だ。
毎日ビーチの日は23時ごろまで帰らないので眠い。

11/18(金)
最近はかなり冷え込んできた気がする。昨日に引き続いて皮むき作業。昨日途中まで仕上げた木を引き続き剥きにかかる。
丁寧にやりすぎたかもしれない。11時ごろまで昨日の続きの木にかかった。
きれいに剥くのは結構難しい。皮だけでなく実にも刃を入れてしまうことがある。
今日は一日中皮むきだった。自分的には集中しやすい作業なのであっという間に時間が過ぎる。
合間の腐った木を捨てる作業の際、丸太を一通り運べるようになって、多少なりとも体力がついてきたかな、と思った。


11/17(木)午前の作業は「風の谷」で木の皮を剥く作業、これはかなり楽しい。鎌で剥がし削っていって、職人のような気分になってくる。
ひたすら剥き、剥き、時間がすぐに過ぎていった。
午後はお茶の葉っぱを畑に植える作業だ。いろいろやり方があってなるほど、と思った。穴が小さいほうが確かに早い。
教わったやり方でいったら170本、どんどん消費されていった。
夕飯のとんかつはちょっと食べ過ぎた;

11/16(水)
今日は特に何の変哲も無い朝だった。そう思えるのは生活に慣れてきたからかもしれない。掃除以外は何にも当たっていなかったので余裕はあった。
玄関掃除は人通りが多いのがちょっと厄介かなあ。でも水仕事が無いので冷たくないのはよい。
午前作業は畑のネット貼り、来て初めてやった作業だ。この作業はけっこう楽しい。Tの字の杭を差し込むときの感触がなんか気持ちいい。
午後はひたすら耕し耕し。直線と土山の量、深さなどの調節が結構難しいのだ。調整を重ねて、結構遅くまでかかった。
耕している間は集中してしばし無心になる。その反面周りへの注意力が落ちてしまっているかもしれないので、気をつけよう;
行き帰りのトラック乗車中が寒すぎた;
ビーチのある日はめまぐるしくてほんとに目が回りそうだ。そろそろ基礎体力はついてきただろうか。

11/15(火)今日は土日と動き回った事もあって振替のフリー・・だったはずだが、ゴミ出し、玄関掃除、ハウスキーパー、昼の食当と当たっており、
その後は15時ごろまで作業で結局夕方までほとんど動き詰めだった。
だんだん作業が手馴れてきて、自分なりに板についてきたと思う。もっとチョンボを少なくしていきたい。
いつも電話ばかりしていてすみません。でも許可されてる範囲でやれることはあまり遠慮せずにやろうと思う。
生活リズムに慣れてきて、気持ち的にも硬直状態から解けてきたからそろそろ余暇の使い方の工夫が必要かもしれない。
明日は作業、ほどほどに頑張るぞ。

11/14(月)
他のフリースクールとソフトボールで交流を。遠方まで出張り、なんと地元のけっこう近く・・・見慣れた風景でその気になれば歩いて帰ることができる距離だ。
正直な所、色々葛藤した。帰ろうかとも思ったが、ここで帰るとまだ不十分だし、脱走はリスクがでかいのは分かる。今少し辛抱を選んだ・・・真面目に頑張ればきっと早く出られるのを信じて。ただ早く街中に帰りたいという想いは一層強くなった。
ソフトボール自体はほんとに楽しかった。足を踏んばったほうが飛距離が伸びるとか、色々発見もあったし。
点を取ったとき他のスクールの人たちと手を叩き合うのも嬉しかった。
帰りの時刻になり、地元から離れていくとき複雑な気持ちになった。
帰りの風呂が好きだ。気持ちいい。今日は早く寝ようと思う。

11/13(日)

本日はビーチバレーの大会だ。7時出発の上、ハウスキーパーに当たっており、起きるのがなかなか大変だった。
でも掃除が無かった分だけ、平日とまあ同じ感じだろうか。車の中で朝食をほおばり会場へ向かう。
試合出ないので暇暇。ひたすら観戦で、一線級の選手の動きを見ていた。 やっぱりすごい。
まだセッターやアタッカーの位置関係を観察して覚えるのが先決だと重い、そちらに集中した。
ここのチームは全部1回戦敗退のようで・・・おつかれさまでした。
昼食の弁当が旨く、帰りの風呂が気持ちよかった。これで食当(食事当番)に当たってなかったら完璧だったのだが・・

11/12(土)
今日は半休なのでぐっすりと眠った(約10時間)毎日すぐに過ぎて週末が来るのが早い。ここに半ば誘拐のような感じで連れてこられて、2週間が経った。
来た当時と同じ「焦り」というわけではないし(ここの生活を自然と「それなり」に楽しめるようにはなった)、生活にも慣れてきたが、やっぱり一刻も早くここを出たい。しかし今まで怠けてて、これから前に踏み出そうとする

自分への一時の試練と考え、社会に出てもやっていけるだけの最低限の生活力と体力のつくまでの、とりあえずの間は頑張ってみようと思う。
この2週間だけでもずいぶん考えが変わったし力もついたなあって思う。
社長さんは1・2週間ぐらいで皆そう言い出すって言う。確かに、2週間ではまだ不十分かもしれないのでもうちょっとは続ける気持ちはあるけど、
自分の場合、ここに長期間いるぐらいなら、と思ったら、絶対に前の風には戻らない自信がある。笑
半年1年と奥地の監獄に閉じ込められるのはやっぱり勘弁願いたい・・・苦笑
「はぐれ」という別のスクールの方々が来て、人数おお。と思った。まあそれぐらい。

11/11(金)

午前、上方の木を住居内の敷地に植え替え、周りに土を盛る作業を行う。根を切らずに掘り起こすことはデリケートな感覚が必要で、なかなか難しい。
バランスを崩さずに下りながら運ぶのは骨が折れる。本体を運び終えたはいいのだが、土を運び、盛る作業で一箇所に集めてしまったのは
確かに考え足らずだと思った。これからはどんどん口に出していこうと思う。
午後からはパイプをつなげ製作した電飾を玄関口に整える作業を。何度もバランスが崩れそうになり、引っ張ったり押したりで大変だった。
最後はブルドーザーまで出張ってきたけど、作業のペース自体は早いなあと思った。
その後お客さん(はぐれという??)の宿舎の準備を整える。ハムスターなんかも出るのにびっくり。
作業と夕食を終え風呂に行った後は、ビーチバレーの大会に向けてビデオで研究の時間だけど、未だほとんど関連していない自分にとっては眠かったのが本音ではあった。大会、頑張ってください。

11/10(木)

今日の午前は真奈美さん・真悟君の職業体験の見学に行った。真奈美さんの方は頑張って柿の葉寿司を作っていた。外から大勢に見られたら怖かったと思う(笑)信吾君の行っているほうが本番のような感じで、ロッククライミングをやっていた。その前に3km走ったというから、たいしたもんだと思う。
そしてなんと、自分たちも体験させてもらうことになった。初体験だったが楽しく、そして苦しかった。
手がしびれて何度も落ちてしまったが、苦労したものの諦めずにやり遂げることができて、充実感は感じた。有意義な体験だったと思う。午後からは散歩コースに通る風の谷という所で、諸々の作業を。重労働ではあったけどこれも皆についていくことが出来て良し。
夕飯はちゃんぽんと、真奈美さんの拵えた柿の葉寿司を両方美味しく食べられた。

11/9(水)
昨晩は10時間も眠ったので頭すっきり目覚める事が出来た。でも朝がやたら寒い。。奈良の山奥なだけになおさらそうなのだろうか。
下にもう1枚服を着込んだら暖まったので作業開始。木の掘り出し・植替えの作業は他の3人がやってるので自分は康久君と共に
肥やしを入り口前の花壇に撒く。上手い具合に肩の力を抜いて作業できたように感じた。昼食も美味しかった。
午後は畑に葱の葉を植えた。一本一本、流れに乗ると割と進む作業だ。
夕食を終えたら即ビーチの練習に。ビーチのある日は時間の使い方の工夫が必要だ。
ビーチは段々慣れてきたけどまだまだ皆には及ばない。精進しなければ。

11/8(火)
今日の初体験・ゴミ出し・ソフトボール。ゴミ出しは意外に重く、量も多い。
作業は午前は稲作りの続きで、感触は手馴れてきた。午前作業と昼食間の畳運び、これもけっこう重い。
午後はソフトボールの練習だった。初めてだったけど比較的順応でき、まずまずだった。でもボールを投げるとき焦ってコントロールを失うのと、
普段でも右寄り気味になてしまう傾向があるので、改善していければ、と思う 。
今日の雑用は朝の掃除・晩の食当だけで、割かし余裕のある日だった。空いた時間を有効に(肉体的にも精神的にも)使いたい

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